One Point News_vol.14

発行:2011年1月  
Contents
  
 
           

■  巻頭言「辛卯(かのとう)の誓い」
■  現場に役立つ豆知識「いらないもの考」
■  トピックス
■  コンサルタント余話「プロジェクトと若手の成長」

hyosi014

辛卯(かのとう)の誓い

2011年今年は辛卯(かのとう)、ウサギ年のスタートです。
「辛」は十干の八番目、五行の木、火、土、金、水に兄弟があり金の弟で「かのと」と
なります。甲、乙、丙などは現在ほとんど使われなくなり、資格制度に一部区分として
使われているくらいで若い世代にはどんどんなじみがなくなっています。暦からカレンダーになって十二支や十干を子や孫に教えることも少なくなったのでしょう。年の初めにこのような話を子供にしてあげたり、調べたりしてみるのはいかがでしょうか。
1年の始まりですから、部下に年間目標を書かせる部長、課長クラスの管理職の方々も多くいることと思います。コンサルの先生からはSMART目標なる話をしていただいた
ことがあります。

S:Specific 具体的な
M:Measurable 測定可能な
A:Attainable 達成可能な
Realistic 現実的な
T:Time-bound 期限付きで

いろいろなSMARTがあるようですがわかりやすいということでこの例を取り上げました。具体的な経営層からの年度目標が発表され、全社員がそこに向けての組織目標や個人目標を明確に立てていける会社は少ないと思います。また、経営層が会社の数値に関するところを社員に非公開であったり、現場のスタンダードが明確化されていなかったりして基準がないことにより目標自体がぼやけてしまうことがあります。しかしながら、経営層の思いと現場の現実にはさまれながらもスタンダードを決めて、部下にきちんと年度目標を立てさせ、達成していく部下の成長をともに喜び、経営者の狙いを見据えて会社をしっかり盛り立てていくのが管理職の役割であると考えています。辛卯は「しんぼう」とも読みます。今年はこの時代を辛抱しながらもウサギのようにぴょんぴょんと軽やかにいろいろな課題を乗り越えていけるような年であるよう、しっかりとした自身の目標をたて達成していきたいと考えます。

《横浜市 化粧品製造業工場長》

現場に役立つ豆知識

テーマ:いらないもの考

gomi014

私たちが、ものを「いらない」と考えた瞬間に、この「もの」をどう扱うだろうか。  「いらないもの」とは、このものを所有や占有、あるいは管理する権限を有する者が、「いらない」と考え、そう感じた瞬間から生じる「もの」注)であるが、私たちは
「どのような方法」でこれを判断し、また対応しているだろうか。実は、この判断は
「きわめて難しい決定」であり、企業経営の場面でも、合理化目的での仕組みの改善を行ったあと、その前提条件に著しい変化などが生じ、あるいは「いらないもの」を放置したことによる「不具合の発生」などを経験することも多い。特に、現在の情報過多の
時代、様々な価値判断を行うための重要な手段である情報自体が玉石混淆の中にあり、
この「いるもの」と「いらないもの」を正確に区分し、判断できる仕組みの構築が、
いま必要となっている。 もちろん、この「もの」の中には、いわゆる「財」と認められるもののほか、「材」や「在」のレベルにあるもの、さらに「罪」に該当するものなど、その存在自体が様々なレベルにあり、「財と材」あるいは「罪」のレベルは誰もが比較的容易に判断しやすいものの、「在」のレベルのものは、将来「財」として飛躍的に発展、活用が可能となりえる一方、その存在自体が将来「罪」となる可能性をもつものが混在するなど、特に判断が難しい。 これまで、私たちは「暮らしの快適さ」を求めて、多様な努力を重ねてきた。
私たちは、この努力の過程で科学や技術の力を応用し、自然の多様な仕組みを単純化
(部分最適性の充実)させて社会の仕組みを構築し、自らの暮らしを発展させてきた。
しかし今の社会は、「成長する経済」のはざまで、私たちの暮らしの「著しい様式変化」を起こし、様々な側面で「重大な不均衡」を起こしつつある。私たちの豊かな暮らしを
支えてくれている多くの「もの」の管理、言い換えれば「富や財などの公平な分配」に加えて、新たな「いらないもの」(負の資源)の管理に関する「社会共通の公平な負担」の分配に向けて、いま課題解決のための仕組みの構築が急務となっている。こうした課題は、企業経営の側面でも起きていると考えられ、社会内部の部分的な機能を担う組織体すべてに、この課題を克服できる「新たな仕組み」が必要と考える。この視点から、各分野の知識や豊かな情報を持つ専門家集団の活躍が、今後「大きな期待を担える集団」として活躍できると考えている。

※(脚注)注)ここで言う「もの」とは、私たちが「その存在を感知しうる対象のすべて」を指し、この中には、者、物、制度、仕組み、システム、情報、エネルギーなど多様な存在を含んでいる。 助成対象として、原材料費、機械装置費、直接人件費、 技術導入費、外注加工費等に加え、我々コンサルタントに 支払う謝金も対象になっています。
申請書の作成支援、技術支援、マネジメント支援も謝金対象 となります。
申請したいとお考えの企業様は、是非ご相談ください。

《主席コンサルタント・技術士  野間 紀之》

トピックス

■「テクニカルショウヨコハマ2011」に出展しました。
◇日 時:平成23年2月2日(水)~4日(金)10:00~17:00
◇場 所:パシフィコ横浜展示ホールC・D 「h27」ブース
◇出展物:コンサルティング実例紹介/一日企業診断
弊社クライアント様の新商品紹介
セミナーで講演(主席コンサルタント:上田 勤) 他

kekuyoko014

tekutoko0142

■大田区第42回「モノづくり受発注商談会」に 参加しました。
◇日 時:平成23年2月3日(木)14:00~17:30
◇場 所:大田区産業プラザ4Fコンベンションホール

■浜テクアートホームページ「よろづ相談室コーナー」を開設しました。
◇日 時:平成23年2月3日(木)14:00~17:30
◇場 所:大田区産業プラザ4Fコンベンションホール

■月刊工業誌に連載していた“企業のお悩み相談”Q&A記事をHP上でお読み頂けます。

コンサル余話

「プロジェクトと若手の成長」

コンサルタントとしてこれまでに、個別原価管理の導入、生産ラインや資材管理の改善、設計・製造コストダウンなど多くの課題についてお手伝いをしてきました。
どのケースでも、課題に取り組むためにプロジェクトチームを組織し、チームのリーダーと事務局メンバーを決めていただいています。リーダーは、一般に上位の役職者が、 事務局は若手の方が担当されます。いつも感じることは、プロジェクトメンバーに力を 発揮してもらうために、非常に重要な役割を果たしてくれているのがこの事務局です。
日程の調整、議事録や関連資料の準備など、日常業務に多忙なメンバーに積極的に参加・貢献してもらうためのキメ細かな配慮と事務能力が求められます。経営者のめがねにかなった人が選任されていると思われる場合もありますが、この作業を通して今まで発揮
されていなかった能力が花開いたとの評価を受けているケースも多々みられます。
プロジェクトは、業務の改善のみならず、若手の能力発見の場にもなり、貴重な人材教育の機会となっているようにも思えます。プロジェクトが人も育てる…が私の実感です。

《主席コンサルタント  安慶田 弘》
yowa014

印刷したい場合はこちら